和泉メサイア合唱団

概 要

 和泉メサイア合唱団は、ヘンデル作曲「メサイア」を歌い継ぐことを主目的とする混声合唱団です。
 もちろん、「メサイア」だけでなく、いろいろなジャンルの合唱曲も歌いますが、あくまでも「メサイア」を歌い継ぐことが主目的の合唱団です。
 1995年の、前身の「桃山学院大学メサイア演奏の会」発足以来「メサイア」を格調高く歌い継いで来ました。
 なお、キリスト教系の合唱団と誤解されますが、合唱団には宗教色はありません。


特 徴

 ヘンデル作曲「メサイア」は、一般的な混声4部合唱とは異なる「ポリフォニー」の合唱曲です。
 一般的な混声4部合唱ではどこかのパート(主としてソプラノ)がメロディを歌い、他の3パートはそれにハーモニーを付けるのが一般的で、4声部がほぼ揃っているのが特徴です。
 それに対し、ポリフォニーは各声部がそれぞれ主題、副主題のメロディを独立して歌い、しかもそれぞれずれて歌う(フーガ)ため、新入団員は自分が歌い出すべき場所で入ることも非常に難しいのです。
 ある声部が全員入れずに落ちてしまうことも珍しくありません。
 しかし一旦それを克服し、入れるようになると歌うことがとても楽しいものになります。縁の下の力持ち的な役割の声部(アルト、バス)はありません。
 和泉メサイア合唱団は、この「メサイア」を、ただ楽譜どおりに歌うのではなく、格調高く歌い上げることを基本にしています。


「メサイア合唱団」について

 和泉メサイア合唱団のように「地域名+メサイア合唱団」という名の合唱団は全国にいくつか在りますが、おそらく総数20未満と思われます。
 全国でも数少ない「メサイア合唱団」を名乗る以上、「メサイア」を歌わせたらこの地域では右に出る合唱団はない、との評価を得られるように努力、研鑽しています。